内容説明
戊辰最後の死闘、雪の箱館に散っていった戦士たちの肖像。榎本武揚、甲賀源吾、中島三郎助ほか21人。
目次
榎本武揚―夢まぼろしの蝦夷共和国
天野新太郎―矢不来の激戦に散った衝鋒隊の烈士
石田五助―切腹した白虎隊士の兄十八歳はゆく
今井信郎―坂本龍馬を斬った男?
岩橋教章―「函館戦争」を活写した榎本軍の画家
エリシャ・E.ライス―開陽丸から礼砲九発を受けたアメリカ領事
甲賀源吾―宮古湾を翔けた回天艦長の大胆
雑賀孫六郎―大坂城から一八万両を運んだ男
齊藤佐治馬―両軍の狭間で呻吟する江差の町年寄
坂本直―箱館に従軍した兵に坂本龍馬の甥っ子
島田魁―体重一五〇キロで奮戦した新撰組の大男
寂照房―佐幕・勤王の谷間で自決した僧侶
杉村玄英―新撰組永倉新八の人生を変えた男
相馬主計―新撰組最後の隊長
田中研造―土方歳三を撮った写真師
中島三郎助―壮絶!父子討死の箱館哀話
人見勝太郎―榎本軍最年少のエリート奉行
平山金十郎―不発に終わった五稜郭クーデター計画
米田幸治―土方歳三を撃ったのは松前藩八番隊士?
柳川熊吉―咲くも花なら散るも花!敗軍の死者は俺が弔う!
山内六三郎―ガトリング砲を入手した榎本秘書官
著者等紹介
好川之範[ヨシカワユキノリ]
1946年札幌市生まれ。駒沢大学卒業。札幌市教育文化会館館長。札幌市民芸術祭実行委員会事務局長。日本ペンクラブ会員。新選組友の会会員。北海道幕末維新史研究会副代表
近江幸雄[オウミユキオ]
1936年函館市生まれ。函館市水道局を経て市立函館図書館(現函館市中央図書館)。北海道史研究協議会渡島地区幹事、南北海道研究会会員、函館市生涯学習講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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