内容説明
十四年前、「東日流外三郡誌」が戦後最大の偽書と呼ばれ、本州最北端の地を巻き込む社会問題にまで発展したのはなぜなのか?擁護派の敵とされながらも、真偽の追及に奔走した東奥日報の記者が真実に迫る。
目次
訴えられた謎の古文書
筆跡鑑定
偽書説
告発と告白
論争
御神体
聖地
増殖
奉納額
役小角と謎の竹筒
判決
背景
偽化石
寛政原本
著者等紹介
斉藤光政[サイトウミツマサ]
東奥日報社編集委員。1959年岩手県盛岡市生まれ。成城大学法学部卒。83年に東奥日報社に入社。2002年から現職。この間、司法・警察、県政、防衛・基地問題、考古学、遊軍などの各分野を担当。現在は防衛・安全保障問題のほか、「国内最大の縄文集落」として知られる青森市の三内丸山遺跡など歴史・考古学をフィールドに取材を続ける。歴史の背後にひそむ「隠された闇」に関心を持ち、冷戦時から現代までの米軍三沢基地の核と情報戦の真相に迫った長期連載「解かれた核の封印~三沢基地40年目の真実~」(2000年)は、平和・核問題などで業績を残したジャーナリストに与えられる第6回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞したほか、新聞協会賞の最終候補作に選ばれた。「東日流外三郡誌」問題には、発端となった1992年から取材に取り組み、各種の記事を執筆。また、安全保障問題では『SAPIO』(小学館)、『軍縮問題資料』(軍縮市民の会・軍縮研究室)など各種雑誌に寄稿している。取材活動のほか、横浜市立大、沖縄大、青森中央学院大などさまざまな公開講座で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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