武田信虎のすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404034236
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

信玄に追放された父・信虎。はじめて描かれた波乱の生涯。

目次

武田信虎と信玄
武田信虎の系譜
武田信虎の一族
武田信虎の家督相続
武田信虎の甲斐国統一
武田信虎と今川氏
武田信虎と北条氏
武田信虎の領国経営
武田信虎の甲府開創
武田信虎の外交政策
武田信虎の信仰と宗教政策
武田信虎追放の背景
甲斐国追放後の武田信虎
武田信虎をめぐる女たち
武田信虎家臣団事典
武田信虎合戦総覧
武田信虎年表
武田信虎参考文献

著者等紹介

柴辻俊六[シバツジシュンロク]
1941年山梨県生まれ。早稲田大学大学院(日本史)博士課程修了。文学博士。早稲田大学・法政大学・日本大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

11
武田信玄の父に関する解説本。信虎に関してこういう風にまとめられた本は珍しい。信玄以前の甲斐・武田氏について知りたければ押さえておくべき一冊。戦国前期の関東の情勢が武田氏を通して概観できる。ただし専門性が高いので、難しいし、素人が読んで面白い本では必ずしもない。好きな人ならいいかも。2016/11/07

BIN

3
武田信虎についてまとめた解説書。その父信縄についても結構詳しく書かれている。群雄割拠していた甲斐を信虎が統一したおかげで、信玄の後の活躍が見られることがよくわかる。国外勢力(特に今川、北条)と巧みな攻防をしており、小説にしても面白そうではある。武田信玄好きはぜひ読んだほう良い。2013/03/12

金監禾重

1
信虎に焦点をあてたおかげで、信玄からやや縁遠い武田一族や、一世代前の甲斐周辺史を知ることができる。 信虎は本拠移転や浪人の登用、中央集権など、一般に「進んだ」と言われる政策を多数推進している。信玄による追放がなければどうなっていたか、と思わざるを得ない。  残念なのは、一部を小説家に書かせていること。 史実を知りたくて読んでいるのに、巻頭から小説家が既存イメージを押し付けてくる。それでも巻頭はまだマシで、「周囲の女性」部分はもっとひどい。 もちろん小説家が悪いのではない。書かせた編集部が悪いのだ。2017/09/16

oguogu

0
武田信玄の父についての情報は極めて少ない。この文献はそれを丁寧にまとめていたと思う。コレを読むと武田家が上昇していく様と衰退していく原因がよくわかり、面白い。考証もはっきりしており、興味がある人にはとても面白い本田と思いますよ。2012/10/16

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