内容説明
日本と日本人を愛したドイツ人医師の実像に迫る。
目次
1 シーボルトのヴュルツブルク時代とオランダ―西欧史の断面
2 オランダ領東インドへの航海とバタヴィア
3 日本へ向かう―長崎上陸、出島と鳴滝
4 参府往還と江戸滞在―最上徳内および高橋作左衛門景保との出会い
5 シーボルト事件発生と審理
6 日本追放と西欧での“日本学”の実現―一八四四年オランダの日本開国勧告と一八五二年米国日本遠征情報
7 “シーボルトの日本追放解除”幕府通達
8 再び日本へ―長崎の日々、江戸幕府の招聘、別離
9 日本退去―そして晩年
著者等紹介
今村明生[イマムラメイセイ]
1938年、長野県松本市生まれ。早大卒。機械メーカー、海運関連商社などに勤務した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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