内容説明
鎌倉時代末期の鎌倉の様相を知りうる絵図としては現存する唯一の貴重な史料である。石井進先生の遺稿「浄光明寺敷地絵図」に記された人物は誰かを収載。
目次
第1部 解説「浄光明寺敷地絵図」(絵図が伝える浄光明寺の中世の景観;「浄光明寺敷地絵図」に記された人物は誰か;絵図の風景―絵画的観点からの考察;建築的観点から考察した「絵図」―火災を経て再建された禅宗系寺院)
第2部 発掘 浄光明寺(阿弥陀堂平場の発掘調査;経塚の発掘調査)
付論 鎌倉時代の浄光明寺
著者等紹介
大三輪龍彦[オオミワタツヒコ]
鶴見大学文学部教授(日本中世史)
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