内容説明
弥生時代末期邪馬台国、卑弥呼の宗女台与が産んだ子は神の子か、それとも人の子か。我が子を殺せ、と神に命じられる台与。激突する大和、筑紫の二つの邪馬台国。死力を尽くして戦うシャーマンたち。前作(第一回古代ロマン文学大賞受賞作)を凌ぐ迫力と感動の大作。
著者等紹介
篠崎紘一[シノザキコウイチ]
1942年、新潟県生まれ。早稲田大学文学部卒業。先端技術企業の経営者の眼で、IT革命時代に生きる現代人の精神の自由を探求し、日本人の魂のルーツである古代(縄文、弥生、古墳時代)を対象とする新しい文学ジャンルに挑んでいる。作品『日輪の神女』(郁朋社)第一回古代ロマン文学大賞受賞
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