内容説明
一日数本の列車ダイヤ、トイレの心配、宿の確保…気ままには乗れないローカル線。でも今日もこだわりのひとり旅へ―。
目次
歳末ひたすら普通列車の旅(1999年末・本州中央部周遊記)(斜陽の寝台特急を考えながら名古屋をめざす;近鉄電車特急と真っ向勝負のJR快速気動車;高性能気動車も貧弱な線路では宝の持ち腐れ ほか)
山陽・山陰ローカル線忍耐旅行(2000年3月)(飛行機で駆けつけて予定の列車を逃す大失態;贅沢な工事で時速一〇〇キロ出るローカル線;旅行は初日というのにビデオが故障した ほか)
みちのくローカル線巡り(2001年初春)(北関東の谷間は早くも雪国の風情;長年続いた列車ダイヤが突如手直しされた;代行バスで薄暮の日本海を眺める ほか)
著者等紹介
池田光雅[イケダミツマサ]
1948年東京生まれ。1969年早稲田大学法学部中退。1970年からキネマ旬報社の隔月刊雑誌『蒸気機関車』の編集責任者となり1981年の終刊まで担当。翌年からフリーの編集者として保育社・山と渓谷社などの鉄道図書に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。