新選組・池田屋事件顛末記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404029188
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0021

内容説明

明治維新を一年おくらせたと言われる、新選組の活躍した池田屋事件。発端から事件の終了まで、一人一人の跡を追ってスリリングに描く詳細な殺人事件追跡のノンフィクション。

目次

「長州」苦難の道へ(忠臣蔵と池田屋事件;桂小五郎、江戸へのぼる ほか)
壬生浪が通る(試衛館道場と近藤勇;浪士組生まれる ほか)
ゆれる京洛(横浜鎖港のかけひき;対馬屋敷の桂小五郎 ほか)
明か暗か(池田屋の集会;新選組動く ほか)

著者等紹介

冨成博[トミナリヒロシ]
1922年山口県下関市生まれ。旧制福岡高等学校から九州帝国大学工学部応用化学科へ進んだ。敗戦と卒業がかさなり、北九州工業地帯は空襲でほとんど消滅した上、結核を患って人生設計のやりなおしを余儀なくされた。下関で家業を手伝いながら歴史に手を染めたのは1950年代である。文芸同人誌にかかわりながら歴史作品を発表しつづけ、郷土史から長州史、さらに幕末維新史へとわくをひろげていった。『萩の乱と前原一誠』(1959年三一新書)から『高杉晋作の生涯』(1996年新人物往来社)に至るまで、一〇数冊の著書と二〇冊に及ぶ共著、および四冊の詩集を出版。1989年東京都に移り住んだ。「歴史は科学である。真実に近づこうとする努力と誠実さを放棄したとき、歴史のわい曲とねつ造がはじまる」という信念をつらぬいてきた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

17
ラストに至るまではやや冗長に感じましたが、池田屋事件については両サイドから書いており非常にわかりやすくて良かったです。2021/08/05

koichi uchida

1
事細かい説明。じっくり読めたらよみたい。2019/08/25

ゆずこまめ

1
池田屋事件に関して、襲った側・襲われた側双方の視点から書いているので、冷静に読めます。どちらが悪いかではなく、事実はどうだったのか?著者の冷静な好奇心は見習いたい。2010/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/370138
  • ご注意事項

最近チェックした商品