内容説明
天海僧正の謎に挑む。駿河で没した徳川家康の死後の暗殺を企む刺客たち!日光へ向かう遷葬行列への襲撃を阻止しようとする天海僧正!駿河から道中の寺々に秘められた伝承を徹底調査した力作。地方史の空白に灯を点す、著者の第二弾。
目次
1 家康公斃る
2 御所の空
3 大御所様奉迎
4 金輿の葬列
5 天海の奇略
6 刺客の襲来
7 玄勝日光裏街道を駆ける
8 終章
著者等紹介
松井雅雄[マツイマサオ]
昭和5年埼玉県に生まれる。昭和28年中央大学法学部卒業。同年、埼玉県地方課に採用。以後各部局に勤務、この間、上福岡市総務部長、同企画財政部長、埼玉県各課長を経て政策審議監等を歴任、埼玉県地労委局長を最後に平成元年埼玉県退職、翌平成2年上福岡市助役に就任、同6年再任、同9年6月退任、現在に至る。早くから県の生い立ちや行政の発展過程の研究に当たり、後、戦乱期における欠落した地方史に興味を持ち、現在、調査、研究中。他に行政論文・著書多数あり
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