内容説明
ＮＨＫ大河ドラマ「毛利元就」の最大最強のライバル「尼子一族」とは？近江佐々木氏を祖とし、山陰・山陽十一カ国の太守となった、その興隆と滅亡の謎を戦国武将研究の第一人者が解き明かす決定版。
目次
出雲の守護
尼子氏の出現
経久の登場
富田入城
十一州の太守
領国の経営
尼子晴久（詮久）
富田の開城
三日月の影
尼子の柱石新宮党をめぐって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
3
出雲を中心に山陰に覇を称えた尼子一族の解説本。近江佐々木から別れて尼子になった頃から山中鹿之介が死ぬところまでを解説はしているが、やはり中心は尼子経久。経久以前を知る分には役立ったかな。2014/05/21
Tatsu
1
十一ケ国の太守とも言われた出雲で栄えた尼子一族の本。大内を滅ぼし、毛利も傘下にくわえたものの経久の後継者は傑出したものがでず、最終的には毛利元就に滅ぼされる形となった。結局人物がよくないと組織だなんだといってもダメな見本か？2012/10/08
