感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
10
タイトルは慶喜、昭武、慶勝の並びだが、写真の並びは慶勝、慶喜、昭武なのは、おそらく写真の古さ順だろう。幕末では殿様しか手に入らず、その写真機で撮られた写真から、二人よりだいぶ若い昭武によって明治時代に撮られた芸術写真まで、短期間での技術進化と普及を感じることができる。慶喜は当初から写真に関心が強く自画像はどれも同じ顔だが、最後のページの孫を抱く姿だけ顔が崩れている。公の顔と私の顔を明確に分けており、撮影者不明ながら家のものしか撮れないものだろう。昭武は記録用ではなく芸術として撮ったものが多い。2016/11/15
こおり
6
お屋敷の広いこと!撮影者が元将軍、元殿様だけあって、お屋敷内の写真が見られたりして面白かった。2013/06/01
なおバズ
1
徳川慶喜に愛着がわきました。 この時代の風景がみれて感慨深いです。 写真を通して徳川さん達の人間味が感じられます。2017/12/17