内容説明
第111回直木賞受賞作家の最新歴史エッセイ集。
目次
保科正之―幕藩体制成立期に手腕をふるった“名君の典型”
会津に継承された「武田の気骨」
会津藩主・松平容保は朝敵にあらず
飯盛山に散った十九人の若き命
最近発掘した会津関係史料のことども
新発見!会津藩士の怨念歌―『会藩国替名残歌』
佐幕派を貫いた会津の青年藩主・松平容保
軍人・谷干城と山川浩
甲州武田家の気概、多摩郷士に遺る
暗殺と粛清の日々
明治を生きた新選組隊士たち
新選組島田魁、新政府に仕えず
近藤勇と後藤象二郎の出会い
土方歳三の青春
剣士・土方歳三と伊庭八郎
一刀流・斎藤一
伊東甲子太郎の最期
“油小路の変”の暗殺現場報告
徳川義軍遊撃隊の戊辰戦争
脱藩大名・忠林崇の誇り高き戦い
幕末の剣客・伊庭八郎の最期は安楽死?
忘れられた遊撃隊長・人見勝太郎
落日の光芒・河井継之助