内容説明
２０世紀に滅亡するまで、７００年にわたってドイツ、オーストリアに君臨したヨーロッパ最大の名家。その栄光と没落にかかわった様々な人物たち。歴史の蒼然たる棲家の水銀伝説。
目次
ハプスブルク家の人々（ハプスブルク家のエピゴーネンたち―二つの博士論文との出合い；ルドルフ・フォン・ハプスブルク―ドイツ王になった貧乏伯爵；ルドルフ四世；フリードリッヒ三世；マクシミリアン二世；フリードリッヒ五世；フランツ二世〈一世〉フランツ・カール大公；マクシミリアン大公；ヨハン大公；皇太子ルドルフ；マチルデ大公女；ハプスブルク家の女たち）
ハプスブルク家とその周辺（ハプスブルク家とその周辺を彩る十人の英雄；ハプスブルク家とその周辺を巡る謎の十大事件）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
5
うーん、ハプスブルク家の基礎知識がないとなかなか理解しにくいかなと感じた。今やこのテの本を量産している著者の処女作ということで、軽妙な語り口、逸話の多さは第1作からなのだなと感じた。やっぱり年表・系図はこういった歴史の本には必須だと感じた。あと地図も。2015/12/26
