内容説明
主君・細川忠利の死去によって、肥後熊本藩士・阿部弥一右衛門一族を見舞う苛酷な運命―。主従の絆と武士の意地、そして夫婦の情愛を渾身の筆で描く力作。
著者等紹介
升本喜年[マスモトキネン]
本名・のぶとし。1929年生まれ。熊本県玉名市出身。日本大学芸術学部(映画学科)、早稲田大学大学院(演劇学専攻)卒。1954年、松竹大船撮影所入社。映画プロデューサー、映画本部製作本部企画室長、テレビ部プロデューサー、松竹シナリオ研究所所長、松竹映像株式会社取締役(事業部門担当)を歴任。1989年、松竹退社。株式会社梟雄舎設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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