内容説明
元中尊寺貫主の著者が晩年、渾身の筆を揮い、絶筆となった歴史大作。百年余にわたって古代の奥州に君臨し、中尊寺・金色堂に代表される黄金文化を築いた奥州藤原氏の興亡のドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くっちゃ
7
珍しい藤原基衡を主人公に据えた作品。しかしながら異母兄惟常との戦いは相手が愚昧過ぎて緊迫感がないし、奥州の独立性を守るための頼長や陸奥守達との政治的な戦いは正直地味だった。そしてこの作品を通して、著者がガンガン伝えてくる蝦夷の賛美と朝廷や鎌倉政権のこけおろしがヒドイ。作者はつねに中立の立場で作品を描いてもらいたいものだ。2019/03/23
fuchsia
1
歴史小説としては5巻の中で一番纏まっていると思う。しかし話題がマイナーすぎるかも。でもって、修身斉家治国平天下という言葉の斉家治国の部分って昔は現実問題だったのですね、という感想です。2012/06/03




