内容説明
新視点で古代日本を解く!出雲・築紫・熊野をはじめ海辺の民(海人族)は船材を求めて内陸深く入り、さまざまな鉱物を発見、天孫族と戦い、和し、分裂し、その過程を神話・神名・皇統譜に反映した。ベテラン船長の著者が海と山の関連を問いつめて書いたユニークな古代史。
目次
序章 海人(海部;海神)
第1章 神話(出雲王国;熊野王国;天孫族;日向王国の大船団;登美長髄彦;神剣;饒速日;神武天皇)
第2章 王権争奪(葛城王朝;三輪王期;天の日矛;纒向王朝;海神王朝;河内王朝;暴虐王朝;越前の海人王朝;会我王朝;大海人王朝;天智朝の復活)
第3章 海人族の足跡(海人豪族;海人族の根拠地)