内容説明
読書界には、「平家物語」の親切なテキストが溢れるほど提供されているのに、「源平盛衰記」については広く一般読者への心遺いを示した公刊は皆無であるといってもよい。本書は第一にこの「源平盛衰記」の全本文を親しみ易い古典として世に送ろうとするものである。第2には、底本に彰考館『参考源平盛衰記』を撰ぶことによって、黄門徳川光圀の発意に始まる大修史事業の一つとして成った、巨篇をも平易な姿で、古典や歴史の愛好者諸士の眼前に甦らせようとするものである。
目次
巻第28(く巻)~巻第35(て巻)
読書界には、「平家物語」の親切なテキストが溢れるほど提供されているのに、「源平盛衰記」については広く一般読者への心遺いを示した公刊は皆無であるといってもよい。本書は第一にこの「源平盛衰記」の全本文を親しみ易い古典として世に送ろうとするものである。第2には、底本に彰考館『参考源平盛衰記』を撰ぶことによって、黄門徳川光圀の発意に始まる大修史事業の一つとして成った、巨篇をも平易な姿で、古典や歴史の愛好者諸士の眼前に甦らせようとするものである。
巻第28(く巻)~巻第35(て巻)