楠木一族 〈上の巻〉

楠木一族 〈上の巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 260p
  • 商品コード 9784404010162
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

4
楠木正成の一族を描いた作品で上巻は正成の死まで。半分小説、半分解説で天皇家両党の争いや楠木氏に関しては全然わかってないこと、「太平記」と「梅松論」からの引用などなどわかりやすく述べられている。小説部分としては日野俊基や大塔宮護良親王と親しみ、後醍醐天皇に認められ、その人格に惚れ、最後はそれに殉ずる姿は好ましい。弟の正季との最期は清々しい。後醍醐天皇の意気込みだけでその無能ぷりは残念だなと強く思う。2016/07/09

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