ｈｉｒａｒｉ、ｃｏｍｉｃｓ もうひとつのユリトピア - 屋上の百合霊さんＳＩＤＥ Ａ

伊藤ハチ

新書館（2015/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 136p／高さ 21cm
• 商品コード 9784403671692
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[クロエ]

悪くないけど、言うなれば最近よくあるって感じの作品かな。 すいません、原作のゲームも遊んだ事ないのに感想書いてますけど、私の率直な感想なので。 私としては、登場人物の全員が全員百合じゃなくていいのです。 普通に女子校に通ってても、彼氏が居て、一般的な恋愛してるキャラが居る、その中で好きな人は女性で、百合がある方が私は好みです。 作品の構成、世界観の関係上仕方ない部分もあるのでしょうけど、これだったら、2組くらいに焦点を当てて、カップル毎のショートストーリーで描いた方が面白みがあった気がします。

2015/05/22

[ごんぞ]

原作をプレイしたのも随分前だったのでストーリーやキャラクターなど忘れていることもあるのですが、牧ちゃんの上級生との喧嘩とか初めて先輩とえっちしたソファーなど、読んでいるとあぁこんなことあったなぁなんて思い出が蘇ってきますね。本筋はテンプレな内容ですが、栞の「友達に戻れないかな？」という問いに対しての真子の「私やっぱり栞のことが好き。だから友達に戻れない」というセリフがとても好きでした。

2015/06/03

[toto]

原作未プレイですが読了。幼馴染から告白されたものの距離を置いてしまった女の子のお話。主人公の側も恋慕を抱いているのは明白ですが、相手の恋愛感情だけでなく自分の恋愛感情からも目を背けているのが面白い所。一つ一つのシーンにしっかり意味を持たせてあるためか、ためらいつつ間違えつつも少しずつ歩みを進める主人公の様を着実に描けている点に作者の力量を感じました。欲を言えば幼馴染視点のエピソードがもう少し欲しかったかも？良い内容です。

2015/05/29

[もっち]

良くも悪くも二次創作あるいはファンサービスという感じ 本編キャラ総出演はうれしいけど主役二人、告白を一年以上放置して（サチさんと恵に見つかることもなく）、それでも好き&それでも分からないってどんだけよとはツッコみたい あと「学生会長」っていうんじゃなかったっけ？

2015/05/03

[ゆず太]

僕はこっちの方が好き。たとえ話は王道であっても、読んでいてどんどん引き込まれる構成や演出力があるように思いました。

2015/10/31