内容説明
太陽ではなく、月の光がすべての恵みを与える世界―月光界。呪司たちは、月の光を体の中に蓄えて、精霊たちを操る―。緑の猫目をもつ真牙は、ご先祖様である雪耳のもと、風霊操りの修業中。雪耳と賭けをした真牙は“八折れの蛇行剣”を求めて、“永の楽土”へと向かったが―。麻城ゆうの描く、異界“月光界”の扉がいま開く―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
洪七公
2
既読本1993/01/20
はるかかなた
2
友人に貸す前に再読。真牙可愛いなぁ&雪耳ふわふわだなW この世界の残酷さが凄く好きだなと思う。存在や出来事でなく、世界自身が内包している、どうしようもなさというか。この何千年か後に弓香が降ってわくんだよねW すべての世界と歴史が繋がってると思うと、ニヨニヨしちゃうわ〜。桃ちゃんと秀子さんの話も発掘しないとだわ。2013/03/13
とんぶり
2
久々の再読。この本よりも前に出ていた角川のシリーズは絶版でしょうね。イラストが気に食わず購入していなかったことを後悔。古本で探そうかなぁ。2011/08/04
まりもん
1
再読2011/08/05
絵美
1
弓香のシリーズで何度か出てきた真牙(シンガ)と、伝説となっていた雪耳(ユキミミ)様のお話。真牙が若い!まだほんの少年で、あのシンガにもこんな子ども時代があったのねー…と(笑)。ユキミミ様は……何億年生きてるんだ。。。 短編3作収録。2011/02/08