出版社内容情報
杏が白猫を追った先で見つけたのは、壊れかけた椅子などの廃品が積み上げられた庭。そこには何匹もの猫と、幽霊を名乗る少女がいて……? オカルティック・ラブコメ、甘さ増量中の第5弾?
内容説明
霊感体質の女子高生・杏がバイト先の椅子工房「TSUKURA」から帰宅途中、迷い込んだのは廃品が積まれ何匹もの猫が集う庭。杏はそこで自らを幽霊だと名乗る少女と出会った。庭でのある出来事により体調を崩した杏は、工房のオーナー・ヴィクトールの助けで一度は立ち直る。だが、例の少女が杏の行動圏内へたびたび出没するようになったことから…?過保護全開のヴィクトールとの初めてのスツール作りも継続中。甘さ増量でお届けする、ふんわりオカルティック・ラブ第五幕。
著者等紹介
糸森環[イトモリタマキ]
小説家。主な作品に「花神遊戯伝」「かくりよ神獣紀」(KADOKAWA)、「恋と悪魔と黙示録」「お狐様の異類婚姻譚」(一迅社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっしー
24
ヴィクトールが杏との距離を縮め、良い雰囲気に…かと思いきや、そう上手くは行かないものですね(笑 猫町とあったので、かわいい猫がたくさん登場かなと変な期待を抱いていたのですが…そう上手くは行かないですね。ここに来ても、よく言われる「生きた人間が一番怖い」現象となりました…。そんな反面、最近少し椅子から離れているような気がして、少し寂しく感じました。2023/08/23
RINGOoisiiiiiii
7
猫に連れられてやってきた、とある家の庭は猫が集まっていた。その帰り幽霊だとなのる少女に出会う。再び訪れた庭でとんでもないものを発見して…。面白かった〜。杏とヴィクトールのお互いが確実に気にしてるのになんとなーく回避してる距離感好き。物語的には確かに幽霊的にはふんわりかもだけど人間がアウトなんだよな!!人間怖い。2023/02/17
由貴
3
ヴィクトールと杏のやり取りが好きなんだけど、ちょっと思わせぶりな感じになってきてそわそわしてしまう。そろそろ進展が見たい。今回は生きてる人間が怖い話か〜と思っていたら最後の短編の走り書きが怖すぎる。ただ時間のずれがどういうことだったのかちょっと理解できなかった…。2022/09/25
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