内容説明
ミルナート王国の若き女王レナは、摂政代行のカーイに長い片思いをしている。二人の年齢差も、彼が“魔人”であることも、レナの恋心を変えはしなかった。レナが成人となる十七歳の誕生日が近づくある日。母アリアの従兄でセレー帝国大使でもあるバンディ侯爵の度重なる不穏な嫌がらせを受け、彼の切り札となるある秘密についてレナは口にする。ところが、カーイにそれを聞かれてしまい…?モフモフいっぱい、ロイヤルラブコメ完結。
著者等紹介
和泉統子[ワイズミノリコ]
「夢から来た手紙」で第30回ウィングス小説大賞期待作を受賞、小説ウィングス06年春号にてデビュー後、同誌で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
11
収まる所に収まった。良かった。実の父親が分かったときは本気で気持ち悪いって思ったけど。カーイは愛娘が猫王子にアタックし続けるのを見ることになるのか。可愛そうに。アリアが結局態度を改めないのが気に入らないなぁ。何かまた仕出かしそうです。最後はもうちょっと甘くていいのに。2021/06/24
てみさま
6
いろんなことが明らかになり、騒動も収まり、約12年かかってレナとカーイの約束が果たされることに。レナは立派な女王だもんね。2024/07/14
kmori299
3
納得がいくハッピーエンドで良かった。裏に隠れてた事情を含めて。お母さんのキャラが話のポイントだなあと思った。2021/01/02
ゆきわか
3
ラブコメって裏表紙に記載があったけれど、単なるラブコメではない。読んでいてせつなくなる部分あり。それにしても、和泉さん 男装女子好きだなあ。番外編も楽しみ。2020/11/10
さり
1
こじれてる狼さんはどうやってこじらせてるの解消するのかな、と思ってましたが大団円でよかった。2020/12/31
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