内容説明
“魔力”を持つ“王族”が各国を治めるようになった世界―。そのうちの一つ、ミルナート王国の若き女王レナは、摂政代理のカーイに恋をしている。十年前には結婚の約束もした。なのにレナが十五歳になると、カーイは国中から“王配候補”を集めたのだ。「私は“貴族”ではないし、年が離れすぎている」などと言われても納得がいかないレナ。ところが集められた“王配候補”達とあれこれあるうちに、レナが新たに知ることとなったのは…？モフモフいっぱい、ロイヤル・ラブコメ。
著者等紹介
和泉統子［ワイズミノリコ］
「夢から来た手紙」で第３０回ウィングス小説大賞期待作を受賞、小説ウィングス０６年春号にてデビュー後、同誌で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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しましまこ
19
モフ買いしたのにモフ少なすぎ。下巻に期待。2020/08/02
すがはら
12
早くくっつけよとしか言えない。赤ちゃんの時から育ててきた相手との結婚だから、真面目に我がこととして想像したら複雑だけどねー。獣人は長生きできるのかな。狼としては大人みたいなこと言ってたから獣の部分で短命かと思ってたら元気な婆ちゃんが登場してきてどっちなんだってなった。結婚の翌日に王が亡くなって、まだレナが生まれてなかったのに、よく他の貴族に王位を取られなかったものです。妊娠が分かるまでって普通は二、三ヶ月はかかるんだし、よく守りきったね。実はおバカ母様は野生の勘で乗り切れる人だったのか。2021/06/20
紅羽
8
ミルナート王国の王女レナは摂政代理のカーイに夢中。何とか彼を王配（お婿さん）に迎えたいけれど、彼にはそれを拒む秘密があって…。レナな父親譲りの人種や偏見等に左右されない自由な価値観で次第に王配として集められたワケアリの候補者たちが彼女の力になっていくのは面白いと思いまた。下巻はカーイとレナがどうなるのか楽しみです。モフモフは増えるのか？2019/11/12
てみさま
7
なんだか思いっきりすれ違っている女王レナと摂政代理のカーイ。レナはカーイが大好きがダダ漏れだけど、カーイはとことんカモフラージュしているようで。レナのため王配候補を25人集めて減点しまくるとか、お父さんみたいなところもあったり。モフモフは獣人じゃなくて魔人と言うのね。2024/07/14
RINGOoisiiiiiii
6
摂政代理であるヒーローのカーイに恋しているヒロインの女王レナ。立派な女王になれは結婚できるとはずと常に立派な女王になるため奮闘中。そんな中、カーイはレナのため王配候補を集めだして…。カーイ一途なヒロインと冷たそうで実際は過保護過激派溺愛なヒーローのラブコメ。もふもふに惹かれて買ったら半分読まないと出ないし、それほどもふもなかったのは残念。過保護カーイ視点は楽しかったし、男装令嬢がいい。是非恋愛に興味がないを貫いてほしい。軽めだった出自や政治はもっと複雑になるのかな？次巻はもっともふもふがほしいなぁ。2019/11/21
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