内容説明
「私と結婚していただけませんか」「あの…考えたいです…」見習い妓女から自由の身になった娃は、仙人が開いた湯仙郷の汀楼で下働きを続けている。優しくて美形の楼主・燎星からは求婚されているものの、彼の別人格である目つきの悪い双刀遣い・龍芯の存在も気になり、返事ができない。けれどやがて、心が揺れて不安になったり苦しくなっても、その人をこそ愛したいと思う自分の気持ちに娃は気づき…?恋ありバトルあり不思議あり、中華風ファンタジー完結。
著者等紹介
奥山鏡[オクヤマキョウ]
第37~39回ウィングス小説大賞トップ賞を三回連続受賞、小説ウィングス’10年夏号にて「花詠姫と水上騎士団」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アクセプター
2
仙人様は最後にしか出てこなかった・・・蛙に猫に兎、使い魔はみな可愛くて、そちら方面堪能したかったんだけど・・・2013/11/12
しゃちおおかみ
1
定価が高いので古本に出るのを待ったら、半年?経っちゃった。ヒロインの一人称語りで、お相手の心中が読めないパターンだったのでその辺やっぱり物足りなく感じてしまった。娃がウサギさんの前で「燎星さんなんて・・・」って漏らすあたりは、作話のわざとらしさが消せていなくてちょっと興醒め。生まれてくる息子は、龍芯の記憶あるのかな。自分的には性格は彼そのものでも記憶は無い方が良いように思うのだが。2014/02/13
つぐつぐ
0
なるほどーという完結編。きちんと納得できる結末でよかった。 ヒーローの甘い言葉が好みです。
どんぱっち
0
おもしろかった!ヨカッタよ!どっちか選ばなくて二重人格はお得でいいじゃんとおもったけどヒロインは不純じゃなかった。オールスターで愉しかった。結婚式はきゅーきゅーした。小話がよんでみたいな。愉しそうだ。とくにデレる燎星がイイな2013/08/13
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