内容説明
いずれの帝の御時か―。京に住む陰陽頭の娘・咲姫は、父に似て陰陽の術が得意な十六歳。式神と契約することにも成功し、今は恋より術に夢中だ。ある時、入内をひかえた右大臣家の高嶺姫を咲姫が卜占することになった。あらわれた卦は“恋”。咲姫は夢見の術を使い、高嶺姫の真実の恋を手助けする。その一方、咲姫自身は当代一のモテ系貴公子・涼風の少将と出会い…？美貌の式神・空木の力を借りて乙女の悩みは咲姫が解決！！どきどき平安陰陽ファンタジー。
著者等紹介
如月天音［キサラギアマネ］
「鬼を見た童子」で第６回歴史群像大賞奨励賞を受賞、デビュー。現在、小説ウィングスで活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
粋
9
これは次巻ありきで作られたのかな!?これで完結なら、帝と高嶺姫の話とした方が落ち着く気がする。結局どういう話だったのか分からなかったな(苦笑)2022/09/04
はなりん
4
主人公の恋愛がなかったのが、ちょっと物足りない。でも、自信満々少将のヘタレっぷりとか、空木の過保護っぷりとかは楽しい。この3人の三角関係が楽しめるのなら、続きがあってもいいかなぁ。恋愛に100発100中の少将が苦労して咲姫を手に入れる過程を楽しみたいですね。2012/05/15
紗奈
4
咲姫と空木のやりとりが楽しい。恋って感じじゃないけど組み合わせが好き。過保護だなあ。これから関係性も変わるかもしれないし。高嶺姫の恋も落ち着くところにぴたっとはまっています。少将はいい人なんでしょうが残念な感じが(笑)なかなか好きなお話でした。2011/11/18
雨蛙
4
少将の扱いが不憫で笑えた（ひどい）2011/11/17
灯花
3
★★★☆☆ 咲姫が乙女より少女の幼い雰囲気を感じるな〜。空木も一目でお気に入りにしたみたいなので、恋愛したら先がもっと面白そうです∀少将とか2011/11/25
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