内容説明
「ローズマリーの肖像画」が見つかった。絵はアガサの自画像「追想」の下に描かれていたのだ。上書きされた絵を洗浄するまでの猶予期間がもうけられ、サヴァンの妄執と闘いながらも、絵筆をとりキャンバスに向かう時弥。この世にアンディを引きとめたローズマリーを、その特別な色を、その特別な線を思い描いて―。アンディが望んだ絵、望んだ願いを時弥は描き出せるのか、そして喪われたブルーダイヤモンドを手にする者は…!?時計じかけのホーンテッド・アフェクション、ついに感動の完結。
著者等紹介
真瀬もと[マナセモト]
3月1日生まれ。大阪府在住。小説ウィングス’97年春号にて「エキセントリック・ゲーム」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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