内容説明
会社で意識を失った幹人。病院で目覚めて気づいたのは、世間はどこか奇妙で、勤務先の社風も変わり、ライバル視していた同期の梁川と親しいこと。どうやら幹人は過労死の後、パラレルワールドに転生しているらしい。そこは第二の性であるダイナミクスのある世界で、現在の幹人は“支配されたい”性であるSubと判明。身を守るため、転生を信じてくれたDomの梁川と便宜的にパートナーシップを結ぶ幹人だが…?
著者等紹介
栗城偲[クリキシノブ]
7月26日生まれ。獅子座・B型。宮城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
13
ブラック企業で過労死した受が転生したのがDom/Subユニバースのホワイト企業。Dom/Subの概念が分からない受が攻に説明されてる時に抱く「それってSMとどう違うの?」って疑問が初めてDom/Subを読んだ時の自分と重なった。同じ現代社会に転生してるのって、明らかな異世界に転生するより生活上の不便はなさそうだけど、自分の記憶障害だと不安になるんじゃないかなと思った。2023/08/27
みやび@夜649
8
電子。DomSub転生もの。ブラックからホワイトになり幸せしかない本編より、ホワイトからブラックに転生した話のが読みたい、SSで少し読めたけど、このあとどうなってくのか、そもそもホワイトにいながらなぜそんなに自分が嫌だったのかなど気になる。2024/07/12
stmy
6
さらりと読了!2024/05/19
ハイアール・エスコ
6
初めてのDom/Sub小説で転生もの!栗城偲先生も初読み。ディアプラスでコミカライズされているのを読んで続きが気になるので読んでみました。イラストはコミカライズの担当されている篁ふみ先生。ストーリーはタイトル通り。ただ転生する瀬上が転生前はSっけのあるタチ専だったのでSubとして転生したあとの戸惑いが可愛らしかったです。Domの梁川は「世話焼き型Dom」なので微笑ましい。お仕事小説色が濃いのでもう少し可愛くて甘々な2人が読みたかったかな。ただお仕事部分がかなりリアルで私は楽しめました。入門編として良いかも2023/09/30
へへろ~本舗
4
作者買い。dom/subの世界観は女体化の次に馴染めないことが判明した。2023/08/11