内容説明
母の再婚で七つ年上の慧史と兄弟になった五歳の時から、健は慧史が大好きだ。子供の頃はつねに後をついて回り、高校卒業後は先に上京していた慧史と二人暮らしを始めた。口の悪い慧史に駄犬呼ばわりされても、健は毎日幸せだった。ところがここ半年ほど、慧史にくっつくとなぜか健の心臓は倍速で脈を打つように。親友にも相談し、それは極度のブラコンだからではなく恋心からだと初めて自覚する健だったが…?
著者等紹介
幸崎ぱれす[コウザキパレス]
東京都出身。「恋わずらいは君のせい」で第13回ディアプラスBL小説大賞奨励賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
17
理系毒舌義兄×ワンコ義弟の義兄弟もの。弟が兄ちゃん大好きなのも分かりやすいが、一見ぶっきらぼうな兄も愛が重いのが傍から見てたらよくわかるのでノンストレスで読める。個人的に周囲の毒気を抜いてくれるいい意味で天然な受ちゃんみたいな人って羨ましいな。2023/05/14
まりも
2
う〜〜〜〜〜ん……なんとも言い難い……先が読めすぎて展開わかりやすすぎて、語り手の感情にもいまひとつ気持ちをのせられず、濡れ場もなんか色気がないというか、なんかもう修行僧のような顔で読み進めてしまった……2023/10/06
ゆー
2
イラストに釣られて買ったけど、合わなかった。甘い砂糖菓子をずっと食べてる気分で胸焼けが。ダラダラとした印象が残った。2023/09/21
Rin'ki
2
★4 受けは、攻め好き好き大好き! タイプ。攻めは、は〜うぜえめんどくせえ(表向きは)タイプ。しかも年上×年下。すっごい好きなシチュ血繋がってないのが勿体ないけど、ブラコンなら近親相姦が良かったなあという個人的な感想。いくら小さい頃に兄弟になったとはいえ、やはり所詮は赤の他人……。両親が寛大でよかった! 性的指向を親族にとやかく言われたり、罵倒される描写が苦手なので、二人の両親がスルッと受け入れてくれて安心した。やっぱり一番よかったのは、矢印が受けの方が大きいこと。攻→←←←受、可愛い。2023/06/01
真珠星
2
設定買い。残念ながらはまれなかった。文章の意味は分かるのに、なぜか物語として頭に入ってこないという。前に雑誌に載っていた別の小説を読んだ時も同じ感想を抱いたから、私にこの作者さんは合わないのかも。2023/05/18
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- 和書
- 基礎電気回路 〈2〉