出版社内容情報
結婚相談所勤務の信彦は、所内で「結婚できない男」と評判の黒川の担当になる。強面で横柄な黒川に最初は絶望するものの、親身にアドバイスを重ねるうちに彼の意外に素直な一面を知り……?
内容説明
結婚相談所に勤める信彦は『どう足掻いても二回目のデートに進めない』と評判の黒川を担当することになる。黒ずくめで長身で強面で威圧的な黒川は、結婚観まで前時代的。つい居酒屋でゲイ友に愚痴を漏らしたところ、偶然居合わせた黒川に聞かれてしまう。「デートプランは完璧なのに先に進めないのはマッチングが悪いせいだ」と言われた信彦は、売り言葉に買い言葉で彼のデートの採点をすることになるが…!?
著者等紹介
海野幸[ウミノサチ]
6月15日生まれ。双子座・A型。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
24
強面御曹司×結婚相談所員。攻が当初上げていた理想の結婚相手が「黙って家事を完璧にこなし、子育ての協力を求めず、自分のやる事に口を出さない」という昭和レベルの条件にそりゃ無理だと思ってたら、アドバイスは素直に受け入れるし、条件自体が祖父のものだったと判明。そもそも攻自身が子供時代に家庭を経験してないから結婚のイメージがわかなくて当然だし、だからこそ柔軟に受との生活を受け入れられたのかも。家庭って家族って難しいね。2023/01/29
beniko
8
結婚相談所で「二回目のデートに進めない男」と評判の黒川と、黒川を担当することになった成婚率ナンバーワンの信彦。採点するためのデートでは、強面、無愛想、無口、威圧的で時代錯誤な黒川に、そりゃ無理だわ、と納得。信彦の誠実な仕事ぶりで、徐々に黒川の違う面が見えてきて、だんだんと心の距離が縮まる過程がすごくよかった。ゲイの信彦が、黒川への気持ちを自覚した後、好きなのに相手の結婚を後押ししなければならない切なさに思わず涙、それぞれの家族との関わり方など、BLならではの葛藤を堪能した。恋人になってからの黒川が素敵。2024/01/19
へへろ~本舗
5
作者買い。幼少時の黒川の事を考えると切ない。2022/11/18
京子@オランダ
3
180cm??190cmか2mの間違いでは?ってなったんだけど、なかなか引き込まれて最後まで一息に読めた。可愛いかった。お幸せに。2022/11/28
そ-こ
1
⭐⭐⭐⭐2024/12/14
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