内容説明
己の性癖と出自を隠して生きてきた刑務官ケインは、ある日極秘人物H3の独房担当となる。彼は寄生体Oに魂を乗っ取られており、半年後フェードアウトして元の精神に戻るまで、自傷行為防止のため全裸で生活させられていた。赤毛の犬耳・犬尻尾を持つ美しい男を日々監視するうち、ケインは一方通行でしか届かない彼の声に夢中で耳を傾けるようになり、H3もまた自身に好意的な刑務官の存在に気付き始める―。
著者等紹介
木原音瀬[コノハラナリセ]
小説家。BL以外でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しましまこ
20
レビュー確認しないと読めない木原作品。苦しくはあってもハピエン、良かった。2021/05/23
せの
8
本編未読。ベイビーを特定しようとするH3には何か思惑があるんじゃないか、…oについてなにも知らないのでこんなかわいい演技(?)もできるなんて恐ろしい知性体だ……とびびりながら読む。ホワーとした読後感だった。 本編は切ない、というあとがきの言葉に不穏を感じつつ行ってきます2024/05/24
monblan
6
やばい。甘々。 完全にツボでした。 【囚人×看守】 囚人からは何も見えない聞こえない。 与えられるのは、最低限の生活必需品と娯楽用に恋愛映画や小説の閲覧許可のみ。 でも、看守からは全てが見える聞こえる。 犯罪防止の為コミュニケーションを断たれた二人が、僅かな手がかりから心を通わせていく様子が読んでいて愛おしかったです。 シリーズ未読の方にも糖分補給に最高におすすめの一冊です💕2021/05/20
めめこ
5
本当の自分を隠したり、偽りの存在として扱われたりする生き方をしてきた二人が出逢い、ありのままの自分で愛し愛されるまでのお話。 大事に大事に守ってきた自分を、何もかもをかなぐり捨てて愛を選ぶ姿に胸打たれます。愛のために剥き出しになれるのって凄いなと思います。 姿も声も相手が誰だか分からない状態で、ただ優しさだけに惹かれ恋をしていくのが無垢で可愛く、見返りを望まぬ一方的な愛が切なくもあり… 孤独で優しい二人がありのままの自分でいられる優しい世界で、奪われた人生を取り戻すべく甘々〜に過ごしてほしいですね。2021/05/29
マカダミアナッツ
5
確かに木原先生にしては甘かったです!前評判に偽りなしですが、最後の5ページまでハラハラし通しでした。面白かったです。2021/06/02




