内容説明
旭テレビに中途採用の新人社員が入社してきた。恵小太郎、アメリカ帰りの27歳。現場研修中、深が面倒を見ることになる。小太郎は真面目で優秀だったが、実は竜起の幼馴染みで竜起を目の敵にしていた。竜起は気にしていないためその執着は若干片想いめいていた。一方で小太郎は、竜起と深が付き合っているとは露知らず、親身に仕事を教える深に懐いてきて…?計と潮も登場する後日談つき、「横顔と虹彩」続篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青龍
40
この作家さんの作品で一番好きなシリーズ。本家CPもいいけど、こっちも好きです。この作品のキャラの中では、かなり普通人(?)のなっちゃんが、ぐるぐる悩むのはともかく、何事にも自信に溢れている風な皆川が、なっちゃん絡みだとグダグタになる。それについても、国江田さん、凄い人だわ~。2018/09/02
文句有蔵
35
一穂先生はある時からやたら精密にベッドシーンを描かれるようになったが、そのどれもが毎度描写が違うことに感心する。体位は前・後ろ・抱っこ、愛撫といえば胸と穴と棒に限定されていながら、これだけバリエーションにとんでいるのは間違いなく才能だ。しかもこれだけ丹念に筆を使いながら、少しも下品でない。スゴい。物語の方は「秘密と虹彩」が圧巻だった。なんてよく練られた芸術のようなプロット!表題作他一編はただの「いい話」だが、こちらは違う。「一穂ミチ」という金看板にまことふさわしい名作だ。一穂先生、もう長編は駄目なのかな?2018/08/10
しましまこ
33
当て馬くん登場でヤキモキしながらも、楽しかった竜起となっちゃん。さあ、オマケの甘々かきおろし~。と思えばとんでもなかった!神様のお告げー!!!さすが天下の国江田計だー!2018/08/13
えみみ@ヒプマイ沼
31
イエスノー番外編2巻、竜起×なっちゃんカプ。前作より楽しめた!当て馬の恵が良いキャラで、恵×なっちゃんの絡みにもうっかり萌えてしまったが...(笑)そんな二人にヤキモチ焼いて怒る竜起も珍しいので、美味しゅうございました(*´∀`*)ふだんヘラヘラ明るいキャラのマジギレって怖いけどドキドキしちゃうね。書き下ろしの「departure」&計と潮が登場する「秘密と虹彩」も面白かった。計の完璧な国江田さんぷりも大魔王ぷりも堪能できて満足!!計と潮のいちゃらぶも恋しくなったので、OFF AIR買おうかなぁ~。2018/08/29
ふかborn
27
☆いやぁ~小太郎、切ないわぁ。皆川竜起をライバル視して、全く相手にして貰えないバ可愛さ。好きになった子みんなが、皆川が好きっていうエピで波乱が予想されるんだが、寝ぼけて名前を言っちゃう修羅場の繰り返し、お笑い用語でテンドンってやつなんですけど、まぁよく出来とる。ヒヤリとする場面でもあり笑う所でもあるのよね。でも小太郎が切ないので、お相手が居ないのか知らんとフリーの子を思い浮かべたら「イエスノー2」にひとりいるじゃな~い。後は救済を期待。「秘密と虹彩」は西之宮に出張って国江田さんの秘密を知る愉快な番外編。2019/12/15
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