内容説明
凛太は母の再婚で義理の叔父となった慶舟に片思いをしている。大学進学を機に部屋を間借りさせてもらっている凛太の密やかな願いは、慶舟に「おはよう」と「おやすみ」を言えるそんな生活がずっと続くこと。慶舟の友人・忍も慶舟に恋をしているらしいのに、なんとなく気づいていても。けれど、忍と慶舟が恋心を吐露しあうのを聞いてしまい…?北の国からお届けする、一つ屋根の下で始まるほのぼの年の差ラブ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nono
21
BL。片想いの義理の叔父と同居⁉年の離れた二人の関係が焦れったくも微笑ましい話と、もうひとつ10年越しの片想いの話。どちらの話も嫌われる位なら胸の奥にしまっておこうと臆病な心の内が切なくて読後感良かったです。でも出来れば慶州と凛太の話をじっくり読みたかったな。優しい読後感、ほっこり読了。2017/12/15
なみ
20
後半部分の亮介と忍…の話がとても萌えました!長年にわたる両片想いってなんて美味しいの〜(*´艸`)2017/09/14
しましまこ
19
両想いカプ×2。なごみの一冊。2017/09/17
beniko
9
母親の再婚で叔父となった大学講師の慶舟と大学生の凛太の話、慶舟の同級生・亮介と慶舟のゲイ友・忍の話の2本立て。両片思いの甘切ない話でしたが、それぞれの過去や経緯がちゃんと生きていて、恋愛成就までの遠回りな道程を安心して切ながりながら楽しむことができた。両カプとも両想いになった後、デレデレになる攻めがよかった。それにしても亮介と忍は10年の両片思いとは何とも気の長い…。でもそこまで臆病になってしまう理由の忍の過去や亮介の誤解は説明的でなく自然だった。札幌、苫小牧、北海道の距離感が生きてる。4人ともお幸せに♪2017/11/04
cikorin06
8
図。主題作はディアプラスで既読。2作目は本編の攻めの親友二人のいささか信じられない10年両片思いの話でした。でも、純情な(受けの体の事情は…ですが)2人が結構好きです。2018/02/03