内容説明
レストランオーナーの和泉は、取引銀行の新米担当者・内田に一目惚れをする。相手はきっとゲイじゃない。だから見ているだけで満足だったのに、彼は毎日ランチに通ってくるようになる。そのくせ難しい顔であっという間に平らげるだけの内田に戸惑う和泉。でもそれが緊張のせいだとわかり、口下手ながら誠実な彼にますます惹かれていく。そして初めて外で待ち合わせて食事をした夜、二人は結ばれるけれど…?
著者等紹介
安西リカ[アンザイリカ]
小説家。第26回ディアプラス・チャレンジスクールで編集部期待作受賞後、同誌で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
45
★★★★★。安西さんの既刊3冊中、自分的にこれが一番好き。どストレートに恋のいいトコだけ描いているので読んでいてずっと気分がいい。そしてニヤける。後半の攻め視点は特に甘くて鼻血出そうな程。年上の恋人に追い付きたい年下くんの焦りが恥ずかしくなる程かわいかったです。好きな甘さで大満足♪2015/06/09
とも*
41
話の予測は出来るけれど恋してるな~って言うまさに題名通りな話で楽しめた。 もうちょっとお仕事に比重を置いてくれてもいいんだけれどね。真面目過ぎてゆっくり距離が縮まるのかと思ったら結構行き成り展開なのはビックリ。でも店に来た取引先の銀行員に一目惚れしちゃって一人妄想したり可愛いし、相手の事が大好きでたまらんってのが溢れててほっこり出来る。相手の事を悪く言われて冷静にキレる所も好きだわー 兄弟喧嘩もいい感じ。挿絵は嫌いじゃないんだけれどどうしても少女漫画のイメージが抜けないので絵師さんとしては苦手なのが残念。2014/12/12
りり
26
何とも甘ーいお話でした。この方初の御本のようですが、可愛いらしくてピュアな恋人達のお話です。特に揉めて、とか問題があって、も何もなく悪人も出て来ないまま最後までいくのですが、不思議なくらいつまらくないです。思うに作者のこういうものが書きたい‼という意思がはっきりあるのでしょう。(なんとなく凄い真面目な方な気がする)甘さに胸焼けすることもなく、優しい気持ちで読み終わりました。たまにはこういうお話もいいですね。2014/09/16
きょん
25
面白かった。其々、超美形で高学歴×フランス人形美形で教養たっぷり受なのに、自分の価値を認めていない人同士が恋愛を通じて自分の価値を再確認していくところが何だかジーンとしてしまった。書き下ろしのお兄ちゃんはちょっとうざかったけど、スピンの布石と信じてますね!2013/08/01
もと
22
なにこれかわいかった〜!安西さんの作品で毎回萌えという活力をもらっているのだけど、この作品が一番萌えたかも。これがデビュー作とは…これからが楽しみ。 くっつくのは早いんだけどそのあとがあまあまでかわいかった。区切りごとにため息ついてにやける顔をとめられなかった。脇キャラも当て馬も好きだし、思わぬ飯テロを受けてしまった。恋をすごく優しく素敵に書いてくれる安西さん大好きです。2015/05/26
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