内容説明
新米弁護士の悠莉が離婚協議のため面会を申し込んでいるのは、警察官僚の灰音。だが尊大で冷淡な男はなかなか会ってくれず、たまたま遭遇した外出先ではひどい仕打ちをされてしまう。なのにある夜、雨に打たれて彼を待っていた悠莉は、灰音の部屋に招き入れられた。そして、うたたねをする灰音の綺麗な顔を見たとき、その唇に引き寄せられ…？センセーショナルでマーヴェラスな恋を描く、デビュー文庫。
著者等紹介
鳥谷しず［トリタニシズ］
高知県出身。『スリービング・クール・ビューティ』で第２４回ディアプラス・チャレンジスクール佳作受賞、２０１０年小説ディアプラス・ハル号（ｖｏｌ．３７）デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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マッコリ
21
依頼人や家族や教習所などいちいちエピソード詰め込みすぎで読みにくいところもあったけど楽しめた！乳首をいじる攻はよく見るけど恥毛をいじりまくる攻はなかなか新しい。卑猥な言葉も愛の言葉もずけずけ言う攻はけっこう好き。卑猥語のセンスも変態じみてて良かった。態度が悪いからか愛情はわかりづらくて甘さ控えめな感じだけど誤解がとければだいぶ甘やかして立派なバカップルになりそう。それにしてもユーリの作るご飯がおいしそうだったなー。2011/05/28
rabbit
19
鳥谷先生デビュー作、フランス人のクオーターで赤毛の新米弁護士悠莉と警視庁公安の官僚灰音との恋。赤毛の恥毛弄りを堪能できましたw傲慢オレ様な鬼畜攻めの灰音に毎回泣かされながらもぐずぐずになってしまう悠莉が可愛かったです。2020/07/21
みずほ
16
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ デビュー作。警察官僚×新人弁護士。Ｓな攻とＭな受。最初は弁護士と依頼人の夫として出会い、恋がめばえる。確かに攻の態度も問題だけど、よ～く考えると、滅茶苦茶ストレートな愛の言葉を言い続けているのだ。それを曲解してた受が悪いのか、誤解を解こうとしなかった、変態プレイ好きの攻が悪いのか？（笑） 運転免許同様、恋も若葉マークの受のドタバタぶりが楽しい。旧司法試験合格者の受は超優秀なはずだけど、全然そうは見えないボケぶりがなんとも・・・。もうちょっと甘さが欲しかったかな2011/01/07
天使を愛するアカウント
15
ドＳで変態な公安・灰音×赤毛の新米弁護士・悠莉。ディアプラスの新人さんというと一穂さんの大ヒットがあったので、期待を込めて読破。恋愛面では灰音は悠莉に明らかにメロメロなのがわかるんですが、悠莉が灰音にどうして惚れたのかイマイチわからず「？」、ドＭだったからなのか…？ｗ あとはディアプラスらしくない、濃いエロにびっくり。そこまでやっちゃいますかｗ 次作の攻が刑事時々神主の変態だそうで、つまり作者さんは変態攻が好きなんだな、と。笑 ディアプラスでは珍しいし、文章は読みやすかったので、今後に期待。2010/11/18
さち
14
ディアプラスっぽくないエロ度と赤毛弄りに満足。灰音はドSで変態だと思うけど、なんだかんだでかなり悠莉にはベタボレな様子ｗ甘い囁きに指輪やらサプライズやら、翻弄されているのはどっちなのやらと思うと可笑しかった。悠莉が灰音を好きになったきっかけがわかりにくいのが少しだけ残念かな。まぁ結局は灰音にぐずぐずのメロメロで割れ鍋に綴じ蓋カプだよね、この２人はｗSS読みたさに雑誌買っちゃうかな？これから追いかけてみたい作家さんと思えた作品だった。次作の変態攻も楽しみだｗ2010/11/24
