内容説明
身も心も蕩ける秘密の恋に溺れるベルナールとガブリエル。ある因縁からギュイーズ家の面々に命を狙われる二人はパリを離れ、王太后の使者としてナヴァール王の許を訪れる。その地でガブリエルは隻腕のクロードと再会を果たすが、かつての親友は悪魔へと変貌を遂げていて…!?一方、パリでは王弟アンジュー公が病没した。いよいよフランスに近づきつつある内戦の時―松岡なつきの絢爛たる王宮ロマネスク第四幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みずほ
3
評価 小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ ガブリエルの無鉄砲さや度を過ぎた潔さにハラハラドキドキさせられる。ベルナールに同情してしまうよ。公爵夫人もそうだが、自分が悪いとは絶対思わなくて、己が感情だけで動いていて、しかも憎しみの連鎖に無頓着な人が多いなあ。クロードとの悪夢も乗り越えた二人の絆は尚更深まった。でも、アンジュー公の死によって、国の混乱は増すばかり。あと1巻だが、どういう形で完結するのか楽しみ2010/07/25
のんたん
1
ますます気になる続き。ラスト1巻読み続けよう。2014/05/27
まる丸
1
☆☆☆2014/04/11
あらたま
1
再読。お互い厄介なのに惚れたと思ってるけど二人共めんどいよwガブリエルの受の葛藤、これぞBL(多分)!そしてクロードの件を乗り越えたと思いきやもう一人の挑戦が…潔いね、本当ね。歴史的にはついにアンジュー公が死亡し三アンリの戦いも本格化。しっかしこの状況で付く陣営を見定めるのは難しいよなあ…。文句はあっても愚王に忠誠を誓う二人が凄い。2013/01/17
美燃森
1
ずっと4巻までと思い一気に読み終えたら5巻まであると知りショック。登場人物が多く(カタカナは覚えづらいです)何度も見返し確かめながら読んだので忘れないうちに早く続くきが読みたいです。イラストも素敵でした。2011/11/03
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