内容説明
永人の勤める探偵事務所に、新たなアルバイトがやってくることになった。その男の名前を聞いて、永人は愕然とする。長谷川涼―高校三年間、何かにつけて永人にからみ、張り合ってきた男。次第に相手にしなくなった永人に、長谷川が冷たい視線を投げ、背を向けて以来の再会だった。ところが四年ぶりに会った彼は、以前とは違う柔らかい表情を見せるようになっていて…?話題の探偵純情物語、ついに文庫化。
著者等紹介
久我有加[クガアリカ]
3月1日生まれ。’00年、「春の声」(小説ディアプラス第4号/新書館)でデビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにすけ
12
作家買いです。個人で探偵してるのかと思ってたら、探偵事務所に勤めてるのね。なのでハードボイルドな雰囲気よりも二時間サスペンスな探偵さんかしら。年齢が21歳と若いのでラブ面は甘酸っぱかったです。やっぱりニヤニヤするわー。2015/05/27
高尾治
7
こんなファッショナブルで目立ちまくる探偵がおるかい!とツッコミたくなるものの、蔵王先生のイラストがとにかく美麗でカッコカワイイ〜!!!2020/03/28
たろさ
7
久我さん読みです。再会もの。高校時代のアレコレでは、確かになんで絡んで来るのかわからない、長谷川の行動も片想いの告白のじいさんになるまで待つ。の言葉で不器用なんだな、と思った。一直線攻めと素直になれないツンデレ受けでした。一緒に暮らしてからも、お互い初々しい二人に満足。2017/02/04
りんご☆
7
読了2015/07/01
蒼
5
★★★☆☆ 探偵もの。読みやすかった。2014/09/08