内容説明
役者になる夢も何もかも捨て、恋人と一緒にNYに行くはずだったのに―。出発直前、環は恋人が“便利屋みたいなうさん臭い劇団”に、自分と別れさせてほしいと依頼したことを知ってしまう。劇団に乗り込み、「絶対に別れない」と宣言する環だが、見事に彼らの芝居に騙され、さらにその劇団で働くことに。そこには自分と恋人を別れさせた、最悪のシナリオを書いた功紀がいて…?書き下ろしムーンライト・シアター。
著者等紹介
松前侑里[マツマエユリ]
1月24日生まれ。東京都在住。’00年、第5回ディアプラス・チャレンジスクールで佳作を受賞
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感想・レビュー
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テンハル
7
【タイトル買い】役者集団シナリオライター×元・舞台役者<あおり文>最低のシナリオで、最高の恋をしてみない?⇒日常生活の場を舞台とする役者集団とそこにウッカリ引きずり込まれた客寄せ招き猫受け・環と依頼人たちの人生を整えるシナリオを担当する攻め・功紀の攻防戦。登場人物とその力関係の設定を飲み込むまで手間取り、もう一度頭から読み直すことに……設定が面白いのでBL関係なく色々な依頼をこなしていくシリーズ展開や社長も含め、それぞれのキャラにスポットをあてた話が読みたいです。2013/06/02
ももちゃん
3
作家さん買い。登場人物多くて初めはこんがらがったけど楽しくてサクサク読めた✧︎*。 胡散臭い便利屋劇団の脚本家×招き猫体質の役者。 掴みどころのない飄々とした攻めの功紀のキャラがよかった。受けの環は騙されやすい素直でまっすぐな子。功紀に振り回されまくってるようで実は功紀もいろいろ考えてたんだねって、、最後のキャッチアンドリリースで笑ったwwなるほどまんまと環が嵌められてた。2023/02/18
soundsea
1
二宮さんの挿絵なら変人だらけに違いないという偏見のもとに読んでしまった。しかしキャラが一気に出てきて誰が誰だかわからないまま読み終わったよ……だめだなわたし2011/05/29
紙白
0
二宮さんの絵に惹かれて購入。表紙の二人が可愛い。
*ちえ*
0
中古にて作者+絵師買い。BLというか、ライトノベルのようでした。攻めの掴みどころのない愛情表現に環くんアワアワして可愛かった。脇キャラもイイ感じ。2014/06/13