内容説明
「本気で人を好きになるってどういうことか、僕に教えてほしいんだ」親友の司と母親の両方から恋人を紹介したいと言われ、逃げ出した葵。幼い頃から司に想いを寄せていた彼は衝動的に自殺を図り、ある男に命を救われた。司しか好きじゃないと泣く葵に、一見能天気そうなその男貴之は、一年限りの恋人になる契約を持ちかける。「神さまのお告げ」だなんて、ふざけたことを言いながら…。書き下ろしピュアストーリー。
著者等紹介
松前侑里[マツマエユリ]
1月24日生まれ。水瓶座・AB型。東京都在住。第5回ディアプラス・チャレンジスクールで佳作を受賞。著書に「眠れぬ夜の羊たち」「プラチナの月」(ともに白泉社)等がある。趣味は図画工作、モー娘。鑑賞、天然酵母の飼育
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
10
読了2016/01/04
手塚葵
1
攻めが意識を無くしている間の受けが切なかったなぁ。いじらしくて、好きな気持ち満開で、なのに約束だからとスパッと離れる潔さ。2012/07/13
くつした
1
初期の作風の松前さん好きです。今のあったかい美味しいご飯がたくさん出てくるお話も好きだけど。これはほんとに切ないのでオススメ。2012/02/22
冬
1
結婚式の人攫い、なんたる夢の王道。もー、やっぱり良いです松前侑里。彼らや周囲の人間の、その後の話が欲しかったなぁとないものねだり。幸せになった二人や、桜子たちが見たい。2011/06/08
奈都
1
喜怒哀楽がはっきりしていて、多少わがままなところがあるので好き嫌いは別れるかも。でも女々しいようで女々しくないので、私は楽しく読めました。周囲の人間との関係が素敵だなぁと思いました。ちゃんと葵が成長してるのがわかります。2010/09/21
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