内容説明
世界の写真家１０１人を厳選して収録、プロフィールとその人についての特徴を詳細に記載、巻末に人名索引が付く。
目次
世界の写真家１０１
コラム（写真術の発明とその発達；十九世紀の旅と戦争写真；アマチュアとプロフェッショナル；印刷以前の写真のためのメディア；モダニズム芸術の革新と写真の変容 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
2
写真のハンドブックという看板に偽りなし。もちろん通読する類の本ではない。最近、自分の建築設計という仕事に、写真という豊かなで現代的な分野の知見がますます必要とされている気がしている。この本はそんな自分のニーズにピッタリ。見開き2ページで一人の写真家が簡潔に紹介されている。それぞれ簡単な略歴と、詳しい解説がパッケージされていて、よく考えられているなぁと感心した。一通り略歴欄を101人分通読して、興味を持った人物は、解説を読み進むのがマル。索引も充実していて使い易い。これからも頻繁に活躍してくれそうだ。2013/02/07
のんたんの
0
教科書として。
keeak
0
また調べたくなったときに再度借りる2009/09/02
サトル
0
選び抜かれた世界の写真家101人が時系列に沿ってお行儀よく並び、彼らの簡潔な略歴業績とツボを押さえた作品解説が載っているから、頭の中がすっきり整理整頓できる。13名に及ぶ執筆陣のそれぞれ得意分野での力量が冴え渡っているからだろうか。巻頭のフォトインデックスに写真家の象徴的な一枚の写真が小さく掲載されているのが何とも心憎いし、写真の発明から現代に至るまでの業界ネタとも言えるコラムも興味深い内容の連続だった。ハンドブックなるが故に101人に絞ったようだが、そのうちの19人でもうお腹いっぱい。残りはいずれまた。2021/04/08
