目次
第1章 血塗られた婚資―クニグンデ(1465~1520)
第2章 ヨーロッパ随一の外交官―マルガレーテ(1480~1530)
第3章 甲胄の下の温かい血―マリア(1505~1558)
第4章 早暁―アンヌ・ドートリッシュ(1601~1666)
第5章 一人、ナポレオンに立ち向かう王妃―マリー・カロリーネ(1752~1814)
第6章 奈落の底へ―レオポルディーネ(1797~1826)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺしみち
2
どこの国でも身分のある人は愛のない結婚をしたかもしれないけど、暴力や露骨ないじめは辛すぎる。似たような名前ばかりで混乱した。2018/06/16
Mana
2
マリー・アントワネットやマリー・ルイーズは人生は劇的でも本人は平凡な人物だった。人生の荒波を賢くたくましく生き抜いた六人の女性を紹介する。という本。父や夫や兄(弟)の伝記の脇役として出てくるような無名とまではいかなくても有名ではない人たち。かなりしっかり調べてあると思う。文章も読みやすいし内容も分かりやすい。関係がこんがらがった時に最初の家系図が役に立った。時代的に広範囲を扱うのでハプスブルクの歴史も関連していく。2012/03/07