内容説明
ブルボン=パルマ公家に生まれ、美貌と才知を謳われた少女に、サラエボの凶弾が、ハプスブルク帝国皇妃の座を運ぶ。皇妃としての栄光、大戦の敗北、亡命、夫の死…。数々の運命の変転に苛まれながらも、激動の時代を生き抜いた、ハプスブルク家最後の皇妃・チタの感動の生涯。
目次
序章 回想
第1章 公女チタ
第2章 大公妃チタ
第3章 皇妃チタ
第4章 追放者
終章 帰還
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずこまめ
4
大変な意志の強さ。 もっと早くにこういう皇妃を迎えられていた方がハプスブルク家にとってはよかったような気がするが、歴史とはそういうものなのかもしれない。2018/12/22
結愛
2
チタ皇妃はたしかにすごい人だったと思う。 皇帝がもう少し皇妃のように政治手腕があれば…と思ってしまう。 順当に行ってれば回ってこなかった皇位が回ってきたこと…それは不運としか言えない。 きっとこの夫婦は皇帝皇妃ではなかったら長く結婚生活が続けられたであろう…。 ただ、皇妃のことをあまり褒めすぎな気もする。 取材してるからいいことを書くのは当然なのかもしれないがちょっと腑に落ちないとこもある。2020/09/28
noémi
2
文句なくあのエリザベートと肩を並べられるほどの美貌。だが、チタはエリザベートとはまったく違う。エリザベートには「無為」がぴったりだが、チタは「皇妃の中の皇妃」である。beautifulという言葉こそふさわしい。ブルボン・パルマ公女として、オーストリア皇妃として誇り高く生き抜いた。人生に絶望の嵐が吹きすさぼうと、信仰に基づいた不屈の信念は揺るがない。ハプスブルグ帝国崩壊後何十年も経った後ですら、彼女は古式にのっとり、カプティーナ修道院に歴代の皇帝・皇妃と共に柩を並べることになったのだ。2011/01/10




