内容説明
中国、大東亜共栄圏の野望？岸田理論が国際関係論に挑む。
目次
第１章 靖国参拝は是か非か（政治は己惚れの論理；靖国参拝は背信行為か ほか）
第２章 日中問題の深層（靖国問題と岸田理論；マルクス主義から精神分析へ ほか）
第３章 中国、大東亜共栄圏の野望（中国が靖国参拝を非難する本当の理由；中国が大東亜共栄圏構想をもつ背景 ほか）
第４章 靖国問題の国際関係論（国際関係論としての岸田理論；ジャック・ラカンと岸田秀が交差する場 ほか）
著者等紹介
岸田秀［キシダシュウ］
１９３３年、香川県生まれ。精神分析者。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学名誉教授
三浦雅士［ミウラマサシ］
１９４６年、青森県生まれ。文芸評論家。新書館編集主幹
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感想・レビュー
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13km
2
アメリカにやられたことを日本がやり、日本やイギリスにやられたことを今中国がやっているという歴史の見方はとても腑に落ちる。戦争当時は中国がアメリカの子分のようになったのも中華思想ゆえに日本という国を軽視してたからなのか。その逆を今中国がしている。2013/06/10
まあい
0
靖国問題について、事実の追究ではなく分析方法の例を示す一冊。岸田秀の思想を三浦雅士が引き出していく構図。2014/06/20
