内容説明
ゴーチエ、マラルメ、ヴァレリー―フランス文学に名を残す彼らにとってバレエとは詩であり、ひとつの観念であった。バレエ・ファンとフランス文学愛好者に贈るきわめて知的な舞踊評論集。
目次
「ラ・タンペート(嵐)、あるいは妖精の島」
「神とバヤデール」
インドの舞姫デヴァダジ、またの名をバヤデール
「ラ・シルフィード」
「ル・ジンガロ」
「ジゼル、あるいはヴィリたち」
芝居鉛筆書き
バレエ
もう一つの舞踏論 バレエにおける背景―最近の実例に基づいて
〔唯一人、滑らかに、魔術師の如く…〕
黙劇
風俗劇、あるいは近代作家たち
魂と舞踏
舞踏の哲学
虚しい踊り子たち〔ほか〕