出版社内容情報
組織の依頼で自称探偵のネロを殺しにきたシモン。ネロは銃弾が貫通しても倒れず、返り討ちにあったシモンはネロの奴隷にさせられ!?
内容説明
魔の法の才能ゼロ、取り柄は顔の良さだけのシモン。初仕事で、自称探偵のアンブローズ・ネロ殺しを請け負うが、あっけなく返り討ちに遭う。ネロには不死の噂があり…?天使と悪魔のトワイライト・ファンタジー!
著者等紹介
縞田理理[シマダリリ]
5月25日生まれ。「霧の日にはラノンが視える」で第22回ウィングス小説大賞・編集部期待作を受賞後、同誌で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
21
ジゴロ生活に別れを告げ、ギャングの殺し屋になる? いやいや、天使のようなルックスの主人公だもの殺し屋はないでしょ...イキナリ撃ってますやん、3発もー! で、かなり積んでしまったよ、早く読めば良かった面白かった。美しい不死身の悪魔は正義の味方!(笑) お人好しキラキラへっぽこ天使と2人揃えば無敵だよ。もっと読みたい。2017/06/11
ダージリン
14
良いバディものだった~♪好物です(笑)。お互いミステリアスな存在なのに、とても善良で愛すべき人達でした。1巻だけなんてもったいない~!2017/03/31
いいちゃん
11
★★★☆☆KU。シリーズものになりそうな感じだけれど1冊で終わりなのね。潔くて良いかも。話の内容は…ウィングスっぽいなぁ。BLまではいかず。でも腐女子のアンテナを反応させる友情?主従?ネロがダークな設定なのにいい人過ぎるのも、何だかウィングスっぽい(=軽い)。でも、楽しく読了です。2025/03/19
KEIKO-I
8
作家買い。続巻希望。2017/05/18
みかんねこ@リハビリ中
6
作者が、世界観よりキャラクタが先に決まったとあとがきで書いてますが、まさにキャラが魅力のこの一冊。キラキラのブロンドにソーダ水みたいな青い瞳のシモン(しかし天然)。ファッションモデル並みな完璧な顔立ちを裏切る、深い眼窩の奥にかんかんに熾った灼熱の黒炭の瞳を持つネロ(正義のヒーロー?シモン談)。出会いは拳銃3発。あっという間に働かない探偵とその奴隷に。1930年代のニューヨークがモデルの魔都ホワイトヘブンで、キャング相手に魔法で対抗。とても綺麗にまとまっているのですが、この正反対バディの続きの活躍は読みたい2017/08/18