内容説明
門付けからはじまった放浪の生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
4
津軽三味線の演奏家高橋竹山の聞き書きによる自伝。津軽弁そのままに書いてあるのでかなりの臨場感と読み応えがあります。戦後以前の門付け芸人や物売りの話など、同時の民俗も知ることができてとても興味深い内容でした。 高橋の芸事に対する心構えはどの世界にも通じる事なので、背すじが伸びる思いでした。 2024/03/11
林芳
1
高橋竹山の言葉を書き起こしている本。もちろん竹山の生き様は伝わってくるが、これで分かったとはとても言えない。なぜなら盲目であること、青森の気候風土、生きた時代、「ポサマ」の置かれた状況、津軽三味線の立ち位置など自分の中に落とし込めていない。なんとなくそうなんだ、こういうことがあったのだという薄っぺらい感想しか持てない。いつか腑に落ちる時が来るだろうか。来るようアンテナをこれからも張っていたい。2025/10/05
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