内容説明
キリスト教が生み出したヨーロッパの性の狂気!岸田唯幻論の原点、待望の改訳版。
目次
第1部 伝統の形成(中世の性行動;中世の性的理想;嫉妬深い神と寛大な神;純潔の欲望;セックスと異端)
第2部 伝統の発展(やりたいことをやれ;キリストの学校;感覚と官能;ローマン主義の探求;拒否されたセックス)
第3部 伝統の起源(秘蹟としてのセックス;恥から罪へ;こまかい問題)
第4部 現在と未来(現代道徳;死者の支配)
著者等紹介
テイラー,ゴードン・ラットレー[テイラー,ゴードンラットレー][Taylor,Gordon Rattray]
1911年生まれ。イギリスのジャーナリスト。ケンブリッジ大学で自然科学を学び、後に社会科学の立場から現代の諸問題と取り組むなど幅広い専門分野をもつ。1981年死去
岸田秀[キシダシュウ]
1933年生まれ。精神分析者。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。