内容説明
ニーチェに匹敵する思想家Ｃ．Ｓ．パース。その数奇な生涯をたどり、思想の展開を跡づける画期的評伝。
目次
序章 多面的な謎
第１章 父・息子・メルジーナ―一八三九～一八七一
第２章 「我らが勝利のときは喪失のとき」―一八七一～一八八二
第３章 アカデミーからの追放と新しいエデンの探求―一八八三～一八九一
第４章 失楽園―一八九〇～一九〇〇
第５章 エンドゲーム―一九〇〇～一九一四
第６章 瓶の中のスズメバチ
著者等紹介
ブレント，ジョゼフ［ブレント，ジョゼフ］［Ｂｒｅｎｔ，Ｊｏｓｅｐｈ］
思想史家。プリンストン大学で史学の学士号、カリフォルニア大学ロサンジェルス校でアメリカ思想史の博士号を取得。『パースの生涯』により思想史の年間最優秀書として『ジャーナル・オブ・ザ・ヒストリー・オブ・アイディアズ』からモリス・Ｄ・フォーコッシュ賞を受賞
有馬道子［アリマミチコ］
１９４１年、大阪生まれ。大阪市立大学大学院修士課程修了。現在は京都女子大学教授。専門は言語学・記号論
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