- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ミュージシャンの本
内容説明
ひとりぼっちで十分だ。悲しいけどさ、ぼくはそういうふうなんだ。和歌山で過ごした少年期、ロックンロールへのめざめ。単身上京後の不遇の時代を経て『毛皮のマリーズ』として武道館に立つ。前代未聞の解散劇、やがて結成した『ドレスコーズ』もわずか二年で解体。なぜ彼はひとりになりたがるのか―“ひとりぼっちの旗手”が、誰とも一緒になれないあなたに贈る一代記。
目次
第1章 1982‐2000(ぼくだけはブルー;縁のない場所 ほか)
第2章 2001‐2005(おかしくなるしかない;富士ハイツへようこそ ほか)
第3章 2006‐2009(なにもかもがうまくいくようになった;東京のストゥージズ ほか)
第4章 2010‐2011(残された時間の幕開け;贅沢の街、東京 ほか)
第5章 2012‐2014(ギターを奪った少年;偉大なバンドになる方法 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Muromi
4
志磨遼平の15年来のフアンとして、なかなか読むまで覚悟が必要だったが、一度読み始めたら最後。没頭して熟読してしまった。やっぱり彼に長年惹かれ続けている理由の1つに、自分と似ているからというのがあると思う。ルックスも生き様も全然違うのだが、なぜか彼の考えていることがわかる、というか。(こんなこと本人は思われたくないだろうが。)初めて知る情報もあり、貴重な資料としてライブ会場で2冊目(しかもサイン入り!)を購入。今は、本棚に美輪明宏の『紫の履歴書』の隣に並べてあります。2024/11/03
みつえもん
3
毛皮のマリーズ、ドレスコーズのボーカルである志磨遼平の自叙伝。志磨遼平がどんなふうに生きて、どんなふうに曲を作り、どんなふうにロックスターに成り上がったのかがよくわかった。 私自身、毛皮のマリーズとドレスコーズには多大な影響を受けている。今後それらの曲を聞く時、この本のことを思い出して、志磨遼平の作詞作曲に思いを馳せようと思う。2024/10/04
tacknroll2
0
ボロボロになりながらもビューティフルに生きる志磨遼平。 傷つき傷つけながら生きる彼の未来にこれからも注目していきたい。2024/10/10