内容説明
シーンの最先端を行く「現代ジャズ」の魅力を、ジャズ喫茶のオヤジが徹底解説!こんなに面白い音楽を聴かないなんて、もったいない!
目次
序章
第1章 現代ジャズ紹介―伝統的ジャズと連続性を持つ現代ジャズの特徴(「ポピュラリティの復権」―ヴォーカル、コーラスの多用~楽曲の重視;「混合・融合音楽としてのジャズ」―“サウンド”の復権;「世界音楽」としてのジャズ)
第2章 現代ジャズの面白さを伝えるアルバム「特選200枚」
第3章 ジャズ史における現代ジャズの位置付け―ジャズを取り巻く環境の変化
著者等紹介
後藤雅洋[ゴトウマサヒロ]
1947年東京生まれ。慶應義塾大学在学中の67年、東京・四谷にジャズ喫茶「いーぐる」を開店。店主として55年以上店に立ち続ける一方、ジャズ評論家としても多数の著作を刊行。ジャズの魅力を精力的に伝道している。膨大な量に加え、偏向することのないニュートラルなジャズ聴取体験に基づく具体的かつ明晰な文章は、ジャズ・マニアのみならず多くの音楽ファンから圧倒的な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
F4ふぁんとむ
3
聴きまくろうと思う。そうか、今ジャズは盛り上がっているんだ。いいことだ。2024/01/14
参謀
2
四谷のジャズ喫茶「いーぐる」の店主の現代ジャズ紹介。(入門かはさておき)本作のいい所はマイルス、コルトレーン、エヴァンスなど60年以上前の大御所を紹介せずに、本当に最近のジャズ(直近10年以内、多くは5年以内)に特化して説明している所。当時ばかりを聞く老年ファンは今のジャズを受け入れられないようだが、自分達の感性をアップデートしてはどうだろう?そういった点も著者が代弁してくれているのがよかった。「あらゆるものをジャズ化してしてしまうジャズは最強の音楽」というのは納得。ゴーゴーペンギンは合わなかったが…2023/10/04
くりたろう
0
今のジャズ2024/05/31