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内容説明
多作家として知られるプリンスは、自身の作品と並行して楽曲提供や客演も精力的に行ってきた。本書ではプリンスを頂点とする広大なファミリーツリーを“ミネアポリス・ピラミッド”と形容。関連アーティストの作品をキュレーションにより並び替えることで、浮かび上がってくるプリンスの音楽の新しい輪郭とは?プリンス学芸員を自称する筆者による、プリンス研究の最前線!!
目次
序章 オリジナルは誰だ
第1章 和食プリンス
第2章 ミッシングリンク
第3章 月の裏側
第4章 まとめ
MP研究会推薦 プリンス濃度の高いMP楽曲5選
第5章 研究編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
5
このレビュー書くのは実は5回めである。なぜだか、途中で消えるのである。これは呪いなのか!?ディープ過ぎる本書は、そのように感じてしまうぐらいに、濃い一冊。素人は手を出すなと言いたい。奇書中の奇書であり、プリンスファンとの自負がある人ならば、ぜひ手をとるべきであるが、そうでないならば、手を出すべきではない。ここにはプリンスの沼にはまった漢の生き様がある。あと、第一章〜第四章は論文としても、アイディアは秀逸だと思う。個人的には、プリンスを聴き始めた頃の『興奮』と『背徳』を感じる。2023/04/28
ゆうきなかもと
3
このレビュー書くのは実は5回めである。なぜだか、途中で消えるのである。これは呪いなのか!?ディープ過ぎる本書は、そのように感じてしまうぐらいに、濃い一冊。素人は手を出すなと言いたい。奇書中の奇書であり、プリンスファンとの自負がある人ならば、ぜひ手をとるべきであるが、そうでないならば、手を出すべきではない。ここにはプリンスの沼にはまった漢の生き様がある。あと、第一章〜第四章は論文としても、アイディアは秀逸だと思う。個人的には、プリンスを聴き始めた頃の『興奮』と『背徳』を感じる。2023/04/28
yoyogi kazuo
0
ディープなプリンスファンであるのに「プリンスのラップはダサい」と言い切ってしまえる誠実さ(?)に感銘を受けた。提供作品に絞った考察として資料的価値も高いと思う。2025/06/14
Kb54081271Kb
0
プリンスが楽曲提供、客演してきたアーティストたちを、整理分析することで、プリンスを新たな角度から読み解く本。名義の使い分けや、アルバムとアルバムの間のリンクする客演を紐解いていく試みはなかなか面白い。改めてギターリストとしてプリンスの凄さを再認識。2023/07/23
マサキ
0
この本で取り上げられているのはプリンスではなく、ステージの後ろで一緒に仕事をしてきた人や彼から曲の提供などのバックアップを受けた人たちである。 個人の記憶の中にあった研究成果を、こうして体系だてて書籍にした功績に感謝。とはいえ物凄く、ものすごく、モノスゴク、とがった、オタクな、ビニルジャンキーズのような、大変な労力、熱意の本。まだまだ未発表の研究成果があるはずなので、次回作にも期待。2023/04/06